30代からの目じりのしわ、くぼみ解消法
ニコっと笑う度に刻まれる目尻のしわ、気になっていませんか?
笑いじわは幸せの証だなんて言われていますが、これのせいで老けて見えると悩んでいる人も多いのでは?
そんなお悩みの方には、これから私がおすすめする4つの方法を実践してみてください。
たった4つのコツですが、実践したら目尻のしわが気にならなくなった!との声が多く上がっています。
年齢が表れやすい目元。普段手入れがおろそかになりがちだからこそ、しっかりケアすることによって効果も実感しやすいのです。
〇目尻のしわの原因は?
方法をお教えする前に、まずは目尻のしわができる原因からお伝えします。
1.頭皮のたるみ
え?と思うかもしれませんが、頭皮と顔の皮膚は1枚の皮でつながっていますから、加齢と共に顔だけでなく頭皮だってたるんでくるんです。
このたるんだ頭皮が顔まで押し寄せると、そのしわ寄せが目尻にもやってきます。
構造上どうしても仕方のないことですが、布のように薄く折れやすい目元の皮膚は、この余った皮膚がしわとなって折り込まれやすいのです。
布と同様に折り目が付いた後伸ばしてあげないとそのまま折り目=しわが定着してしまいます。
頭皮のたるみ自体はシャンプーの時に洗いながらマッサージすることで改善することができます。指の腹でもむように、やさしく頭全体をマッサージしてください。
2.乾燥による肌の弾力不足
よく肌の乾燥はしわの原因になると言われていますがその理由を知らない人は多いのでは?
実は水分量が少ない乾燥した肌は、弾力が無くなり折れやすく、また皮膚が縮みやすくなります。この時折れたり縮んだ時のしわが定着してしまうのが乾燥によって引き起こされるしわ。
加齢により皮膚の弾力のもととなるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸といった成分を生み出す力が弱まり、結果皮膚に弾力が無くなるのが原因です。
また、これらの成分は皮膚に保湿するための大切な役割を持っていますから、少なくなればなるだけ乾燥も進んでしまいます。
他には紫外線や化粧などの外部からのダメージも肌の乾燥を引き起こしますから、そちらも同時に対策をしていかなければなりません。
3.目の周りの筋肉が衰える
目の周りを取り囲むように、眼輪筋という筋肉が存在しています。この筋肉が弱まると目尻の組織自体の厚さが減り、皮膚が折れやすく結果しわができやすくなってしまうのです。
この眼輪筋が弱る原因は加齢はもちろん、筋肉ですから運動不足でも弱まってしまうのです。
まばたきでも運動しているように思えますが、この動きには眼輪筋はほんの少ししか使われていません。そのため日常のまばたき程度の動きでは筋肉の維持は出来ません。積極的な目の周りのエクササイズを行うことが必要となってくるのです。
〇目尻のしわは3か月で改善できる!
さて、ここからは3か月で目尻のしわを改善できる方法をお伝えしていきます。
コツは3つ。どれも簡単なものですが即効性はありません。3か月間、じっくりと試していってください。
1.眼輪筋を鍛える
目尻は皮膚が薄く、また同じ場所が繰り返し折れやすいもの。最初は小さな浅いしわでも繰り返し折れることによって深いものとなり、やがて定着しわとなってしまいます。
眼輪筋を鍛えることによって、目尻の組織が部分的に厚くなり皮膚が折れにくくなります。薄い布は折れやすく折り目も付きやすいですが、厚手の布は折れても折り目が付きにくいのをイメージしてもらえるとわかりやすいかと思います。
また、筋肉が押し上げることによって皮膚にハリを与えるため、浅いしわは目立たなくなり、深いしわも浅くなるという嬉しい効果も。
試しに眼輪筋の動きを実際に確認してみましょう。
まず両目の目尻のしわがある部分に人差し指を置き、交互にウインクしてみてください。しわの真下が動いているのが分かりますね。
これが眼輪筋です。
ではどうやって鍛えるのかというと次の通り。
舌を上下の歯で軽く噛み、1秒ごとに左右交互にまばたきを繰り返す
たったこれだけです。早いと感じる場合は片目で1秒ずつでも大丈夫。
これを左右30回ずつ、1日1セット行ってください。
このとき目をぎゅっとつぶる必要はありません。もしこのトレーニングで目尻のしわが気になるという方は、目尻に指を置いてしわができないようにしながらトレーニングしてみてください。
1日のうちどのタイミングで行ってもだ丈夫ですが、最も最適なのは朝のメイク前。筋肉を動かすことで目の周りの毛細血管が刺激されて血行が促され、まぶたのむくみが解消される嬉しい効果が。
また、このトレーニングを行うことによって頭部の筋肉(前頭筋や後頭筋)が刺激され頭皮のたるみを解消することにもつながります。シャンプーの時のマッサージと合わせて行うことで、頭皮も若々しく保ちましょう。
2.目尻の皮膚を保湿する
肌の乾燥と弾力不足がしわの原因というのはお伝えした通り。この時にできるのがちりめんのような細かいしわで、そのままちりめんじわと呼ばれています。
このちりめんじわ、最初は小さく浅いものですが放っておくと段々と増え、浅かったものが深く刻まれるように。
特に目元は皮膚が薄くデリケートな部分で、皮膚の角質層に水分を蓄える力も弱いため保湿を怠るとちりめんじわができやすくなります。
そこでお勧めしたいケア用品が、まぶたに塗ることを目的としたアイクリーム。化粧水や美容液を顔全体に使った後にこのアイクリームを使用することで、目元にハリを与えます。
選ぶ時のポイントは、合成界面活性剤が配合されていないものを選びます。
活性剤が配合されているものは塗ってすぐに効果が出ますが、これは肌のバリア機能を壊して角質層に穴をあけ、そこから水分や有効成分を取り込ませるものです。
そうすることによって一時的に肌がふっくらとしますが、このような化粧品は長期間使うと肌のバリア機能を壊してしまい、逆に水分が逃げやすくなり乾燥を招く原因となりかねません。
そのため、しわができにくい健康な肌にしたいのなら、ケア用品は時間がかかっても肌にとって良い成分だけを使うのが好ましいのです。
特にヒアルロン酸やセラミドといった成分は保湿成分が高いので、乾燥しやすい目尻にはぴったりの成分です。
毎日使うのに好ましいのは合成界面活性剤が配合されていないもの。とは言え、合成界面活性剤配合がされたものはしわを伸ばす効果が高いのも事実。
そのため数日だけ、大切な人に会う時だけ、という風に短期的に使用する分には問題ありません。
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3.紫外線から目尻を守る
皮膚の弾力を奪い、乾燥の原因となり、しみ・しわを作ってしまう紫外線から肌を守るのも予防として大切です。
この紫外線は約95%を占めるUVA(紫外線A派)と残り5%のUVB(紫外線B波)の2種類に分けられますが、このうちしわの原因となるのはUVA。
波長が長いUVAは皮膚の深いところにある真皮層まで到達します。ここに届いたUVAが活性酸素を発生させ、コラーゲンやエスラチンといった肌の弾力のもととなる成分を破壊し、肌の弾力を奪いしみやたるみを発生させてしまうのです。
一方でUVBはしみの原因。UVAより波長は短いですが強いエネルギーを持ち、表皮にダメージを与えます。
やけどに似たダメージを受けた肌は肌の防衛機能により大量のメラニン色素を発生させます。ターンオーバーで排出しきれなかったメラニン色素が肌に定着することでしみとなってしまうのです。
さて、紫外線を防ぐといえば日焼け止めですね。特に目元はデリケートですから、なるべく低刺激のものを選びましょう。
日焼け止めは大きく分けて「紫外線吸着剤」と「紫外線散乱剤」が入ったものがありますが、肌への負担が少ないのは紫外線散乱材が入っている方。
吸着剤は伸びが良く使用感が良いのですが、肌表面で化学反応が起こるためその分だけ負担がかかってしまいます。
選ぶ際に注目したいのは配合成分。
・ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
・メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
・t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
・オキシベンゾン
・ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸オクチル
聞きなれない言葉ですが、これらが5つが代表的な紫外線吸着剤と呼ばれている成分です。肌に負担をかけたくないなら、これらが配合されているものはなるべく避けましょう。
紫外線散乱材として使われるのは主に
・酸化亜鉛
・酸化チタン
の2種類。
散乱材が使われた日焼け止めは肌表面に細かい粒子を敷き詰めて紫外線を跳ね返します。吸着剤のように化学変化を起こさないので「ノンケミカル」と表示されることも多く、分日焼け止め効果が長持ちするのです。
一方で肌が白浮きしやすいというデメリットも。日焼け止めの塗り方やメイクでカバーできる範囲ではありますので、それさえ気にしないのであればこちらを選ぶことをお勧めします。
また肌への負担を減らすためにも、外出から戻ったら早急に日焼け止めや化粧を落とすことも大切です。
この時も肌へ負担をかけないように、ふき取りシートではなくクレンジングオイルやクリームを、やさしく撫でるように塗ってなじませぬるま湯で流しましょう。
とは言え外出の際は日焼け止めクリームだけを過信せずに、帽子や日傘などで紫外線を防ぐのも重要です。暑いですが無理をしない範囲で長袖を着るのも日焼け防止には効果的です。
目の周りを紫外線から防ぐならサングラスがお勧め。
紫外線透過率が低ければ低いほど性能が高く、「紫外線透過率1.0%以下」と書かれているなら紫外線を99%以上カットできるということです。逆に「紫外線カット率」と書かれているものはその数字が高ければ高いほど紫外線から目を守ってくれます。
黒いものでなくとも、レンズの色が薄くて紫外線カット率が高いものが多く売られています。むしろ黒いものは瞳孔を開き目にも多く紫外線を取り込むようになってしまうので、ファッションなどのこだわりがなければ色は薄い方がベター。
また、横幅が広いタイプは目尻までカバーできます。形状も目的に合ったものを選びましょう。
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〇どうしてもしわを今すぐ消したい!そんな時は?
今まで紹介した方法は、効果を実感できるまで時間がかかります。毎日焦らずじっくりコツコツと取り組むことが大切ですが、出かける用事があったりして今すぐ目尻のしわを消したい!と思うこともあるでしょう。
そんな時はしわ消し用の化粧下地やファンデーションを使って目立たなくさせてしまいます。
ファンデーションも大切ですが、特に重要になってくるのは化粧下地。
メーカーにより成分や効果も違いますが、本来の毛穴を埋めて滑らかな肌にしてくれるといった効果のほかに、目元のしわだけでなく顔全体のしわやたるみが気にならなくなるものが数多く出ています。
その上からしわ消し用のファンデーションを塗ると、あっという間に肌が若々しくなります。
お試し用のサイズを出しているところもありますから、いろいろと試してみるといいですよ。
もちろん、きちんとクレンジングすることもお忘れなく。
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〇まとめ
目尻のしわは笑いじわ、その人が表情豊かな証拠です。他人に明るい印象を与えてくれるので決して悪いものではありません。ですので、もしできてしまっても悪者扱いせずに上手に付き合いたいものです。
とは言え、それとして老けて見えるのは気になる女心。なるべくなら若く綺麗に見られたいものですよね。
しわを作らない・できたしわを目立たなくするために大切なのは、毎日の積み重ねです。日頃からしっかりと保湿してハリを与えながら、目の周りの筋トレも実践してみてください。
また、今は1年で最も紫外線が多く降り注ぐ時期。特に今年は異常なほど暑いですよね。
日焼けしないためにも日焼け止めや日傘・サングラスといった用品も使ったりと予防することも重要です。
すぐには感じれらないかもしれませんが、3か月後には大きな効果を実感できると思いますよ。